KIYO7447の中規模PJの成功に向けてのリスクチェック表
また、見積時にお客様とANDをとった方が良い項目
とてつもなく不明な物件の見積もりを相談された場合に確認したほうがいいリスト
1)PJ目的の確認
1.お客様の組織や権限、予算、実施などを把握
現場が強い会社やワンマン社長の会社など社風があるので、ステークホルダーや意思決定者を抑える必要がある。
2.お客様がシステムに求めている事の確認
そこに注力したほうが効率的。
外でシステムを使いたい。とか、双方向でコミュニケーションを取りたいとか。
3.お客さまが必要としている時期を把握
場合によっては、分納が必要だったり、やベータ版での検収が必要になることもある。
2)コスト
1.予算は?予算超過時の手法の方向性の検討
2.調達予算
ハード
サーバ
デバイス
ミドルウェア、開発環境
・レスポンシブWebデザインで作っても実機でのテストは必要
・ミドルウェアはライセンスに注意が必要。サーバでのレポート機能やExcel作成機能など
3.専門誌、雑誌の購読
MACやTRONなど新しいOSでの開発や新しい開発環境、言語、データベースを使うことも多々あるので、一式基礎から勉強が必要となる。
3)品質
1.試験工程の深さと幅の確認
見落としがちなのは、性能が出ないシステムになるリスクがある。
過負荷時にシステムがハングアップする問題などが出るので性能・負荷試験をきちんと行うこと。
・node.jsだからと言っても油断できない。
・ioDriveを使っているからといっても油断ができない。
4)納品物
1.ドキュメント
2.見落としがちな付帯作業を見極める調整する
・サーバセットアップ手順
・クライアントセットアップ手順
・バックアップデータのリカバリ手順書
5)作業内容
規模を把握しよう
・マスタ・トランの移行作業
・運用開始時のマスタ整備の責任、データ投入責任、投入時の仕組みなど責任の所在。
・ユーザ教育の有無
6)その他、作業セキュリティ
作業ロケーションの明確化。
持ち帰り開発が前提。その場合のインターネット環境の有無のANDRなど。
対象デバイス・UA以外のアクセスについての取り決め
7)アーキテクチャ
リスクであるアーキテクチャを抑えよう。
見えていないアーキテクチャは必ず、モックアップを作成し、技術検証を行う。
対規模システム場合は、フレームワークとライブラリの充実をはかろう。
システム構成
データベース
開発言語
デバイス
サーバ
データベース
開発ツール
ミドルウェア(PDF、Excel、etc)
ハードウエア・ブラウザ
対象ブラウザ
オリエンテーション
画面サイズ
多国語対応
デバイスの確認
スキャナ
カードR/W
タグ発行器
RFID R/W
ネイティブ機能の確認
マルチタッチ
位置情報、加速度センター、電子コンパス
バイオメトリックス(静脈、顔、etc)
パプティック、バイブ
NFC
Bluetooth
音声出力/入力
カメラ/動画出力/入力
パフォーマンス
アプリケーションキャッシュ
マスタキャッシュ
描画の最適化
リアルタイム性(プッシュ、ロングポーリング)
コミュニケーション
SNS連携(Facebook、Twitter)
メール連携
メッセンジャー連携(Facebook、LINE、、、)
IP電話・テレビ電話
電話帳
アーキテクチャを押さえ込める技術者の確保
8)非機能要件
非機能要件をどのくらいのコストでどのように対応するかを明確する。
1.負荷・性能試験を実施し、レスポンス問題を取り除くこと
2.セキュリティ設計
Web系
・SQLインジェクション対応
・クロスサイトスクリプティング対応
インターネット公開の場合データの暗号化を忘れずに
・SSL、https
3.移行がある場合は、
移行リハーサルは必須
段階的移行と一括移行をプロコンを見極める
4.必ずお客様の受入れ試験を実施し、リスクヘッジを実施すること
5.運用試験の実施
月またぎ、年またぎ、月処理、年次処理、最大稼働年数などのチェック
6.リカバリ試験
各種データはバックアップがあると思う。バックアップデータをリカバリできることを確認
7.排他試験
Webシステム、C/Sシステムでも同時実行時に問題が発生しやすい。
8.異常系試験
1台のサーバで稼働するシステムは少ない。
AD、DNS、AP、DB、FTP、MAILサーバが停止している時に縮退運用や
監視ツールへの通知がうまくいくか確認する
9.バックアップ試験
10.監視ツール試験
必要な定義ファイルがない場合の動作。各種異常時に検知されることを確認。
11.
9)保守
保守契約が前提とする。保守期間外&瑕疵期間外は、別途有償対応を共有すること。
保守は、
・リモートでのサーバ回線接続が可能なこと
・メールサーバが必要なこと
・
10)自分のスケジュールの確認
よく考えてみよう
少なくても5分は自分のスケジュールを見なおすべき。
年初計画のそっているかが重要となる。
以上